園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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この世に損なし

自己啓発書を書き始めていて思ったのが、
どうして今になって書くのだろうということです。
思えば36歳になりますと人生を一周することになりますので
そこでの経験を一度まとめておくという意味合いがありそうです。
多くの人は35~40歳あたりに人生についての成功の秘密を知ります。
そして40歳から人生の夏を迎えていくというわけです。
それまでの人生はいわば最初の練習のようなものでもあるわけです。


私の場合も同じですね。
その過程で霊的真理に目覚めた以外は同じです。
しかも成功してビジネス書を出している人などは
神について、あるいはそうした調和の法則をよく知っています。
もちろんそれが絶対的な要因でないことは明らかですが、
彼らはそれに加えて「意欲があった」にすぎません。
何事も求めなければ手に入らないものですし。


さて、人生を一周して一番感じることが


この世に損はない


ということです。
実は損なんてしないんです。失うことも実は存在しません。
どういった法則が働いているかわかりませんが、
単純な因果律においても与える者は与えられるようになっています。
たとえば何かで損をしたとします。割に合わない仕事でもいいでしょうか。
ですが、そこに善意のものがあれば神という絶対の保証人によって報われますし、
実際は経済的にも報われることが多いです。


いやいや、戻ってこないぜ?
という感覚はよくわかります。
私もよく、「割に合わなかった・・・損したな」と思うこともあります。
それは当然の感覚。
しかし、やはりトータルで考えると違うところから入ってくるものなのです。


また、お金以上に大切なことを知ることがあります。
地上に生きている間は物的な要素が重要ですからわかりませんが、
いざそれらを失ってみると、得た教訓のほうが重要なことがわかります。
私はこの歳になって周囲を見回したとき、友達(であった人)が
本当の意味での対人スキルを身につけていないことに驚愕することがあります。
相手をもてなす気持ち、喜ばそうという気持ちがないことに
いわゆる形式という社会ドグマに汚染されてしまっている哀れみを感じます。
一方で自分は少しでもそうしたことに気が付けたことに感謝します。


たしかにお金の面では苦労しています。
ただ、得た経験を資金に還元すると莫大な金額になるでしょう。
なんとなれば金では買えない魂の宝石ばかりです。
こればかりは自らの苦労だけが対価なのです。
痛みや苦しみ、哀しみの涙が素晴らしい宝になったのですから。


私が一番哀れみを覚えるのが若い人で勘違いしている人です。
自尊心の肥大化によってせっかくの経験が素直に得られないのは
後々大きな損失になっていくでしょう。
もっと的確に言えば


性格の矯正にかなりの痛みが伴う


ことになります。
私もそうでしたね・・・。
まあ、その痛みがあるから成長するのですがね。
ともあれ人生に損はないものです。


あなたが若くても年老いていても


どれだけの経験が得られるか


どれだけ他人の役に立てるか


を判断の軸にするとよいかもしれません。

もちろんそこにお金という対価を求めてもいいんです。

大切なことは経験値もお金に換算してみることです。

一見すれば大損な取引でも、経験値を含めた見えない金額を見れば

十分元を取っているはずです。

いや、実際はもっと多くを得ているはずなのです。


私も卑しい人間ですから、ついつい損得で考えてしまいますが、

やっぱり神様のシステムってすげーって思いますよ。



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