園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
http://puruttokikaku.com/

ただそれだけのために

ぷる汁4は現在調整中です。
せっかく一年半以上かかって作ったので、気がついたところは直しています。
1920サイズはキンドルサイズだったのですが、
私のゼンフォンマックスでも綺麗に見れました。


本当は台詞の枠に余裕をもたせたほうがいいんですが、
小さい画面でも見やすいというのが今回のコンセプトなので
特に小さな台詞の場合、文字はギリギリまで大きくしています。
拡大しなければ見えないのは最小限にしようと気遣っています。


私がイラストレーターの仕事をしていて改めて思い知ったのが、
いかに相手のことを想って仕事をするか、ということの重要さです。
クリエイターだけをやっているとついつい忘れてしまいがちなんです。
どんな人間でも自分の世界に入り込んでしまいますからね。
大小少なからず相手を忘れてしまうことはあるものなんです。
イラストレーターは依頼人あっての仕事なので、
相手の願望を満たすことが最優先にあります。
そのうえで違う可能性を模索するという形です。
クリエイターとは逆の過程を経るわけです。


NHKのプロフェッショナルを見ていても、
そこに気がつくかどうかがまずは最初の関門のようです。
どの分野にしても自分のためだけにやるなんて長続きしません。
いかに相手のことを考えられるかがポイントです。
まあ、そこから先のバランスがとても難しいわけですが(゚ー゚;A
迎合しすぎると何もできなくなってしまいますからね。
少なくとも私は自分ができる範囲で精一杯見る人のことを考えてやりたいとは思っています。


それと、もう一つ改めて思ったことがあります。
自分の世界をとことん突き詰める、ということです。


たとえ世間的評価が低かろうが無視されようが、
私自身が創りたいと思ったものは淡々としかし情熱をもって作ります。
私にとって自分の世界というのは非常に大きな要素を占めています。
作りたい衝動というのでしょうか。
いつだってそうだったのですが、胸の奥で叫ぶ声が聴こえます。
それは声無き声なのですが、激しい衝動として私を突き動かします。


ある意味自分との闘いです。
ただただ自己と向き合い、戦い続けていく。
誰も立ち入ることができない、私と神とだけの対話のようなもの。
もちろん、みんなが楽しんでくれるために作るわけなのですが、
仮にそれが得られなくてもひたすら続けることを誓います。
これはここ五年、ずっと考えて考えて最後にたどり着いた初心でした。
ここはクリエイターとしてのワガママ、僕を呼ぶ声に従います。


自分にとって何ができれば満足なのか。そこが重要です。
今まではその中に誰かが作った世間の価値観があったので苦しかったわけです。
誰の中にも必ずある、あの痛みです。
そんなものに自分の素晴らしい世界を邪魔されたくないのです。
いや、それに惑わされていたのは自身の弱さからです。
不屈の闘志、絶対に貫く覚悟と意思があれば何でもできることは
私自身がよく知っているはずだったのに。


人生はさまざまな様相があります。
今はバランスを取って毎日少しずつやっていく重要さを知っていますが、
若い頃は誰しも激しく生きるもの。そして反動がやってきます。
そこでボロボロになって本当の意味で追い詰められて魂が覚醒します。
これはまさにパターン。私も例外なく該当した魂のイニシエーションです。
その中で大きな炎が生まれたのは事実。
けっして、けっして諦めないという本当の意思と強さです。


私より若い人は、これからこうしたことに直面していくでしょう。
人生は順風満帆では失敗なのです。
荒波の中で、暗闇の中で苦痛と絶望を知ってこそ価値があるのです。


本気で生きているから苦痛を味わいます。


本気で求めて本気で抉られるから苦しいのです。


僕を支えたのはそれだけでした。


本気でやった。もう一度やり直してもたぶん同じことはできない。


そう思えるほどに全力で生きた。


心が折れた時にはすべてが無駄に感じたこともありますが、
こうして復活すれば、それだけが支えだったことがわかります。
遊んだっていい。馬鹿やってもいい。時間を無駄にしてもいい。
でも、どこかで本気で生きてください。
自分が好きなものならば本気になれるでしょう?
だからとことん好きなことをやればいい。
あとは神様が自分に合わせた人生を教えてくれるから。


心が折れたときに自殺や暴力に頼らないこと。
これだけは守ってほしい。
それは臆病者、卑怯者がやることだ。
殴るなら自分を殴ればいい。弱い自分を叩けばいい。
逃げることはできないんだ。人生から逃げることはできない。


大丈夫。人生には必ず光がある。
苦しいなら横たわっていればいい。何年だって倒れていたっていい。
最後にきっと君は勝つから。
逃げなければ必ず勝つから。
それだけは信じてほしい。僕もまた諦めないから。


人なんて弱いものだ。でも、弱いから強くなれる。

自分が人間であることを認めた時、きっと君は自分を許せるようになるから。

そして、戦うためにもう一度立ち上がるから。

何度だって、生きている限り戦えるんだから。




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