園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
http://puruttokikaku.com/

大切なものを根付かせ悪影響を脱する

私の今年の目標は【鉄の意思を貫く】です。
すべてのあらゆる影響下から脱し、自分が信じるところをひたすら貫くです。
たとえば雑音や雑念をほぼすべて排除することを目標にしています。


人間というものは、何かしているとき、
特に慣れた作業をしているときは雑念が浮かぶものです。
私のような絵師とって絵などは空気を吸うようなものですから、
新しい課題に挑戦して頭が一杯のとき以外は雑念が浮かびやすいものです。
それらはやはり邪魔ですし、排除していかねばなりません。
美しい芸術を表現するならばなおさらのことです。


私もそうですし、あなたもきっとそうだと思うのですが、
他人の言動や些細な出来事にイラっとしたり、憤ったりしますね。
不用意な発言だったり、余計な干渉だったり、
たとえばあなたが子供なら、「早く勉強しろ」とか「まだ起きているの?」などです。
まあ、子供の場合はまだいいとしても、こうしたものは大人になってからも続きます。
むしろ誰も諌める人がいない大人のほうが陥りやすいものです。


では、なぜ憤るのでしょう?
それは何度かここでも言っている「思い込み」が影響しています。


相手の言葉を自分の解釈で判断してしまう


これです。
そもそも相手が何を考えどう思っているかもわからないのに、
私たちは起こったことを自分の知識と感情によってのみ判断します。
「おかげでこっちは気分が悪い」「ずっと頭に残って集中できない」
という現象が起こります。


たまたまテレビをつけたらパラダイムシフトという言葉が聞こえました。
これは視点の変更を意味する言葉で、七つの習慣に詳しく載っています。
同じ風景でも視点を変えて見るとまったく違うものに映ります。
試しにいつも通る道を反対側の道路から見てみてください。
日の当たり方も見え方も全然違うのです。
私も二十年同じ道を歩いていましたが、気まぐれに違う道を歩いたら
全然印象が変わりました。


つまりは、人の考えもこういうことなのですね。
相手がどういう意図によって発したのかを考えると、
だいたいは何も考えていないことが多いものです。
考えて発せられた言葉には必ず意図がありますので、
観察すればそれが少しずつわかるようになりますが、
基本人を苛立たせるような軽口にはたいした意味はありません。
ただ相手は自分のことしか考えていないので、
自分の視点、自分の解釈で述べただけにすぎません。
自分もまた自分のことしか考えていないので誤解するのです。


さらにこれがメールや文章となるとまた面倒です。
メールの段階で半分魅力が失われているのですから、
そこに軽口が加わったらもう制御できませんね。
それをまともに受け取るから混乱したり苛立ちます。


そこで重要なのは、ひたすら自分のことに集中することです。
人間を観察していればわかることですが、
他人のことをとやかく言う人は、まず間違いなく自分のことができていません。
むしろ自分の教育が疎かになっているので他人に何か言うのです。
自分に厳しく一定以上の教養がある人はあまり他人にかかわりません。
これは個人主義というよりは、相手には相手の人生があることを知っているからです。
先日日記で書いた「神意」というのもそういう意味です。


そう、あなたに自分の人生があるように、相手にも人生があります。
何か用事があって誘いを断られたとき、あなたが怒る必要はありません。
だって、相手がどんな思いで何を感じて何を目指しているかなんて
その人になってみなければわからないのですから。
ただぶっきらぼうだったり忙しかったから誤解が生まれたにすぎません。


しかし何よりも、
あなた自身が弱いからそう思ってしまうのです。
自分を大切にするようにすると、他人のことが気にならなくなります。
これはとても重要なことです。


するとどうなるか。


あなたは比較や競争から超越することになります。


傲慢な人間や怒りっぽい人間は、自分に自信がない人が多いです。
これは「相手に勝たないと認められない」という思い込みに囚われているからです。
どの世界も同じですが、絵にしてもそうです。
自分より上手い人を見ると怖がったりするのは比べるからです。
自分には自分の魅力があり、それを信じている人は多少なりとも感情はあっても
すぐに自己の魅力を再認識できるものです。
そうした気持ちが謙虚さを生み、芳醇な人格を生み出すのです。


そしてもう一つ。
こうした雑念を排除していくためには、
自分にとって大切なものを根付かせないといけません。


誰にでも理想や信じている思想はありますね。
どんな人間でもそれはあるはずです。
人類の平等やら人権とか大きい話が私は好きですが、
もっと簡単に言えば「給料は実力主義にしてほしい」
「もっとこうした公共サービスがあればみんなが幸せになれるに違いない」
といったものでもいいのです。
何にせよ、自分の人生の真ん中に鎮座する大きな強み
何があっても動じない強い信念であればいいのです。


大切なことは、こうしたものは時間をかけて根付かせる必要があるということです。
それまでは周囲からのさまざまな批判や嫉妬、言葉に翻弄されるでしょう。
ですが、前にも述べたように、こうした反発があなたを鍛えます。
強くなるということは、周囲からそれを排除することではなくて、
それがあっても動じないということなのです。


法律で禁止されている薬物などもそうです。
私個人は法学部出身ですが、法律はある意味では必要ないと考えています。
その理由は、どんな悪でも自分の意思で跳ね除ければいい
と考えているからです。
まあ、これは少し極論でして、あくまで自分に対して適用しているものです。
この地上には多くの段階を歩んでいる人が住んでいますので、
秩序や治安を守るための最低限の枠組みはどうしても必要です。
そうでないと、霊訓などでもありますように
「無法者がはびこってしまう」ことになります。
どんな高度な世界においても必ず程度の差があるものなのです。
地上はそれがはっきりと出ているにすぎません。


また、同時に危険でもあります。
ひ弱な人がいきなりフルマラソンなどしたら死んでしまいます。
そのために法律やルールで制御するのは至極当然なことです。
あとはそのバランスなのですね。


まとめますと、


こうした自分にとって大切なことを身につけていくと、
他人との悪い意味での比較と競争から解放され、
自分の教育(勉強)と仕事に集中できるようになります。
それによって他人からの悪影響から脱することができるのです。
自分に大切なものがあるので、はっきりノーと言えるわけです。


一番ありがちなのは、私たちは誰かに「いい人だと思われたい」と考えることです。
これによって関わる必要のない人にまで「返事をしないと失礼になる」とか
「なんか付き合わないと悪いかも」などと思ってしまうのです。
こうしたものは返報性の法則とも呼ばれて詐欺などにも使われますので
自分にしっかりとした信念がないと美味しい話に飛びついて騙されます。


あなたが何を大切にしているのか、しっかりと見極めてください。
それによってあなた自身が解放され、結果的に周囲に調和と善を導くことになります。
また、自分のことに集中して多忙になることは
あなたを大きな悩みから解放してくれる
ことでしょう。
こちらはカーネギーの道は開けるに載っています。


ぜひ素晴らしい人生を歩んでください!!
あなたはあなたであるだけで素晴らしいのです。
一歩でも進めばプラスなのだと信じて歩んでいきましょう!


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