園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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活力があるかどうか

 一年半ぶりの休みを取っております。はぁ・・・いいですねぇ。ゆったりです。


 明日からはまた絵の仕事のほうをちょっとやるので、スレイブサーガの再開がいつになるかはまだわかりませんが・・・ホテル編の残りだけは早めに出したいとは思っています。


 ほんと、あと数話だったんでね。それだけ出せば、またゆっくり調整してから出せばいいかなと。


 実際問題として、年末は環境整備が忙しいので、どうしようかと思っていたところなんです。ウィンドウズ7も来年一月でサービス終わりますしね。10のマシンはあるけど、ほぼ放置なので、それをいじらないといけません。


 あと、作業環境に関しても、やっぱりオフラインが一番いいかなーという結論には達しましたね。オフラインは非常に不便ですが、不便だからこそ制作や執筆に没頭できます。


 そういったことも含めて、環境の整備が必要でしたので、年末はそうしたことに時間が使えるのが大きいです。



 重要なことは、コンテンツを持っている、ということですね。


 私は携帯電話はJフォン時代に買ったのですが、いつしかボーダフォンになり、知らない間にソフトバンクになりました。ネット環境にしても、地域のケーブルテレビに入ったはずが、いつしかJCOMに買収されて強制的にJCOM使っています。(SBは嫌いなので、その後格安スマホにしちゃいましたが)


 結局、箱はいくらでも変えられるんですよね。重要なものはいつだってコンテンツなので、極論で言ってしまえば、またオフラインでずっと書き溜めたものを、そのうち一気に出してもいいわけです。ゲームだとそれが普通ですしね。



 そのうえでもっとも重要な問題は、活力があるかどうかです。



 たぶんスレイブサーガが好きな人って、ほかの作品とは何かが違うからだと思うんです。やばそうなことをストレートに表現するから、たぶん面白いんでしょう。


 そうしたものを求める人ってのは、上辺だけの話に飽きた人、普通にメディアで出ている作品では飽きてしまい、何かの刺激、あるいは本物の響きを欲した人だと思います。


 みなさんも「普通の作品」を見ると、つまらないなーと思うでしょう? もうそれがありきたりだからです。


 これは自然なことで、世間に出ているものって「世間向けに調整されたものなんですよね。


 政府が発信する情報と同じく、本当のことはあまり言わないで、上辺だけ繕ったものが多いのです。とりあえず納得させてしまえば本当のことは言わないでいい、というスタンスでやっているので、国民は納得も満足しないわけです。(当たり前ですけどね)


 ですからそうした人たちは、今度はユーチューブやネットで流れている「本当のこと(真偽はともかく)」を言っている人たちに感銘を受けるのです。


 今まで上辺だけで隠されていた中身をさらけ出してくれるから、「これは面白い!」となって食いつくわけです。


 ただ、それはある種の刺激物なんです。だって、一般向けに調整加工されていない剥き出しのものだからです。


 ちょっと嫌なたとえをすれば、みなさんが食べている肉は、生きた動物を殺したものです。


 スーパーで売っていれば、それが何かはよくわかりません。牛と書かれていても、牛というリアリティが伝わってこないので、殺害しているという罪の意識がないわけです。


 しかし、調整加工されていないものになると、捕まえる(または飼育)している家畜を殺してバラすところから映されるので、驚きと衝撃とともに、これが真実なのかとショックを受けるわけです。


 それを面白いと思うか残酷と思うかは別の話ですが、どちらにせよ、剥き出しのものとはそういうストレートさを持っているものなのです。


 で、これを一般として出す場合は、「まずい。これを見せたら買う人が少なくなる。周りから叩かれて利益が減るから、極力見せないようにしよう」と考える人が調整を施すのです。


 だから逆にいえば、本当のことを言う人はあまり表には出てきません。その前に圧力がかけられるからです。


 ただし、真実は真実であり、そこにリアリティがある限り、人はそれを求め続けます。


 これを踏まえたうえで話は戻りますが、私がなろうをやめる理由もそれです。「そうしたスタンス」でいるとわかった以上、離れたほうが賢明だからです。


 活力のないところに未来はありません。スパイスのないカレーは健康的かもしれませんが、自分が何を食べているのかもわからない「馬鹿」になるのならば、避けたほうがよいでしょう。



 これだけだとフェアじゃないので、なろうやDLサイトとかを擁護すれば、キャパを超えているんだと思います。


 最初はそこまで力を持っていたわけではないので、とりあえず始めたものの、何かのきっかけで爆発的に有名になった結果、大量にいろいろなものが押し寄せてキャパを超えてしまう現象です。


 これは人間の生活も同じで、自分の容量を超えたものを手に入れると、どうしてもいつかは破綻します。なんとかもちこたえても、抑えるだけの力や資質、物資や金がなければ耐えられないのです。


 運送業を見ればわかりやすいと思います。ネット販売が急激に増えた結果、対応ができなくなって悲鳴を上げることになっています。イメージ的には、あれと同じですね。


 それに対応するためには大量の人材を登用しなければなりません。しかし、そもそもお金がかかりますし、仮に可能であっても、一気に投入すると教育が出来ていない人たちも投入せねばならず、必然的にサービスは低下します。


 さらには世間的な圧力もあるので、何か問題が起こることを怖れて、未然に強引な手段で防ごうとしたり、隠蔽したりするわけです。


 だから時期によって、対応はそれぞれ変わるんですよね。上手く準備が整っている段階では適切な対応ができますが、そうでないと雑になる。


 ただ、雑なときに起きたことを世間に出したくないので、いろいろなところを封じようとするも、結局バレてニュース沙汰になることもしばしばありますね。そういった企業とかは素直に「昔は対応できていなかった」と説明したほうがいいのかもしれませんが、叩かれるのでできれば言いたくないでしょう。


 私もDL販売で生計を立てていたので、いろいろなサイトの担当者の人と接しましたが、こう言ったら悪いですが、あまり売れていないサイトさんのほうが対応が親切で丁寧でしたw


 もちろん人間性もありますが、商品を提供してくれるクリエイターを大切にしないと生きてはいけないからですね。だから言葉にも人間味があって、話していて普通に楽しいわけです。


 一方、上記の悪い例となると、自分たちが失敗しないように、当たり障りの無い言葉、定型文を使って対応することになります。それならばマイナスにはならないからです。


 みなさんもいろいろなトラブルで経験があるでしょう? ネット売買でのトラブルでも、妙に無責任で無機質な文章を送ってくるところとか。


 正直に言えば、そういうところは避けたほうがいいでしょうね。自己防衛が先にきてしまい、活力を失いつつある証拠です。


 これが本当の優良企業となると、言葉にも温かみがあって、顧客を大切にしようという熱意が感じられます。それだけの資本金があって余裕があり、基盤が磐石だからです。(実態はそれぞれでしょうが)


 そういう模範的な優良企業は、老化するまでは残っていくでしょう。英語の民間試験の話じゃないですけど、身の丈に合った経営だからです。


 ただこれも、いつかは衰退していくものなので、そうしたら新しいものが生まれ、統廃合が繰り返されてまた安定していきます。その繰り返しですし、それが自然の摂理です。



 これでまた話は戻るんですけど、スレイブサーガを気に入ってくれた人たちは、私がやりたいことを遠慮せずにダイレクトに出しているから、「これは面白い!」と思ってくれているわけです。


 それが失われたら作品そのものが死にますし、私自身がつまらないので、思い切りやれる場所に常に身を置くことが互いのためにベストとなります。


 忘れてはいけないのは、我々の地上人生は、長くても平均して百年たらずだということです。


 私たちが霊という精神的知的生命体である以上、心の消滅という意味で死ぬことはありませんが、地上人生はやはり一度きりです。(このパーソナリティーでは)


 ならば、表向きのどうでもいい面子などにこだわらず、自分のやりたいことを好きにやればいいと思います。


 今の時代はすでにその兆候があり、過渡期に入っています。政府の方針のせいで一般の私たちは貧困になりつつありますが、バブルの頃の狂った価値観でいるよりは何千倍もマシです。


 貧困(清貧)にとって、極めて重要なエッセンスとなるからです。


 それによって、生きるということの価値を知るからです。空気が吸えて、食べられて、生きていけること、人と通じ合うこと、愛し合うこと、誰かに親切にすること、魂を燃やすこと、それこそが人が地上で生きる意味だと知るからです。


 もちろん、それが大事だからといって悪を見逃してはいけませんが、自分を鍛えるという意味では、むしろ歓迎すべきことではあります。



 このままだと終わらなくなるので、このへんで終わっておきましょう。


 ともかく、私は自分が自由に活動できることを優先しています。すべてはその結果にすぎません。


 そのために結婚もしていないし、財産を持ちません。台風がきて家が壊れたら「じゃあ、私は違うところにいきますね」とさっさと移動し、侵略されたら「ヤバイので逃げますね。みなさんはがんばってください」と言って去っていく風来坊と同じです。


 財産を持たない代わりに、何者にも支配されず、真実だけを求めてさすらう無頼者。されど、第三者の視点で見るから本質が見えてくるのです。


 私がいつも小説で言っているように、「傍観者」なのです。格好良くいえば、歴史の観測者という立場で物事を見ています。


 それが私という存在の本質なのでしょうね。あくまで物質に関してですが、求めないから失望もしないし、欲しないから渇きもしないのです。傍観者だからです。


 神という最強のエネルギーから与えられる強烈なインスピレーションだけが、私にとっては最高の財産です。



 少年少女よ、宇宙(そら)を見て感動しなさい。


 でも上ばかり見て転ばないようにね。



 転ぶと私みたいになりますよ。


 そんな感じです。


 ではまた。



小説家になろう 「欠番覇王の異世界スレイブサーガ、小説家になろう」


「欠番覇王の異世界スレイブサーガ」 小説家になろう版


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「十二英雄伝」 小説家になろう




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