園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
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十二英雄伝 37話 22時アップ

 うむ、書いているうちに長くなって完全に新しい話になってしまいました。まあ、ホウサンオーばかりが目立っているので、少しガガーランドを描いてもいいかなと思ったのは事実です。


 RD事変後は上位バーンが出る機会がけっこう減るので、少しでも書いておきたいというのは本音ですね。たぶん一章からはそれ以外の11位以下のバーンやメラキが主体となっていくと思います。少なくともRD事変で出したバーンたちはあまり出ません。それ以外にもたくさんいますからね。上位バーンが出るのは大きな戦いが中心になります。


 正直いえば、早く政治的や思考的な段階に入りたいのです。が、それはそれで読んでいるほうは「面倒くさい」かもしれません。そのあたりは気をつけていきたいと思います。考察や思考が多く入ると「早くイベント起こせよ!」とか思っちゃいますよね。私だって読み手だったらダラダラした展開だとそう思ってしまうでしょうし。


 本来私の作り方は、十分議論を交わして、手を尽くして、それでも駄目だったから最後は戦いになる、という流れを重視します。これも我々の日常と同じですね。突発的な諍いはあっても計画的な戦闘行為というのは基本的にありません。そうなればもう紛争や戦争ですしね。


 それと主人公だけが突出するというのは、私の中で相当嫌いな要素の一つです。たとえばハーレム殿下でも、ハーレムとゼッカーは強くても、必ずそれを上回る存在が複数いなければなりません。ハーレム殿下の場合はヘターレやジーガンが該当します。


 また、十二英雄伝のゼッカーもそうですが、あいつも無敵ではありません。伊達さんに普通にやり返されたりしますし、絶対的なキャラというのはいません。今は強さを強調する段階なので仕方ありませんが、ホウサンオーやガガーランドだって限界はありますしね。


 それを思えば一章から出る十二英雄の主人公であるシュナイザーは・・・さらにやばいですね。苦戦しまくりになる可能性があります。少年漫画ならば、そこから逆転とかありますが・・・逆転しない可能性がけっこうありそうです。しょうがない。あいつは本来、生粋の戦闘タイプじゃないですし。というか鍛冶師なので武器を作る側の人間ですからね。あまり期待しないほうがいいです。


 そして、私が一番好きなのが主人公が死ぬこと。さすがにそれはもちろんクライマックスで、ですけどね。なかなかこれができないのも事実なのですが、小説になったことで私の中でキャラ一人一人のウェイトが若干下がって、実に殺しやすくなりました。やはり燃え尽きる感が出るので、どのキャラも完全燃焼させて終わらせてあげたいです。


 十二英雄伝自体が「歴史的につなぎの作品」なので殺しやすい要素もあります。歴史である以上、これはすでに起こったこと。人は死ぬから燃えて生きていける。まさにダイの大冒険のポップの名言しかりですね。その歴史があるから、子供に想いを託していけるわけです。それも燃えますね。


 それと私の流儀の一つに、悪者を作らないというのがあります。すべての人間には正義と善の心が宿っています。どんな凶悪犯でも、抱えている事情があるものです。一方的に悪を作れば善は見えやすくなりますが、私はそういうのは好みではないです。そういう側面があるので、ついつい長くなってしまうのでしょうね。キャラそれぞれの説明を入れないといけないわけですから・・・。


 十二英雄伝に限れば、個人的に今まで出てきたキャラで好きなのは・・・うーん、基本全員かもしれませんね。私にとっては脇役の一人ですら可愛い子供ですからね。オペレーターの女性一人だって無駄にはしたくないですね。さすがに彼女たちがメインになるのは難しいですが・・・キャラ多すぎますし。


 一章以降はシュナイザーをメインにしつつ、少し各地をめぐりたいものです。シェイクとグレート・ガーデンはそのうち詳しく描きたいものです。個人的にグレート・ガーデンは好きです。イメージ的にはアジア諸国の活気ある混沌とした世界、でしょうか。そこに前衛芸術や最新の技術を組み込んだ、まさに訳が分からない世界が広がっています。住んでいるやつらも変人や奇人ばかりです。でも、そんなやつらだからこそ偉大でもあります。


 そういえばラム肉ですが、田中さんはすぐに殺しておきました。あまり引っ張るのもあれなので、最初からいなかった扱いにします。モヒカン馬車は名残惜しいですが、まあ田中さんなので仕方ないですね。


 ではまた。













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