園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
http://puruttokikaku.com/

作品はその人の願望を表す

ごくごく当たり前のことですが、作品はその人自身の願望を示します。
よほど強制されてやっていない限りはその人の願望が出ているものです。


恋愛ものなら特にわかりやすいでしょうが、ファンタジーでも同じですね。
私がイラストレーターになってから資料で読んでびっくりしたのは
異世界もので最初からチートという設定があることです。
これには正直びっくりはしましたね。
なるほど、こうした願望はまさに中二病というものだなと実感したものです。
誰もが少なからず注目を浴びたいと思っていますし、
できれば苦労せず最初から恵まれたいと思っているものです。
そうした願望の結晶化を見て色々と時流を考えたこともありました。


まあ、私も中二病という意味ではまったく成長しておりません。
どちらかというと少年漫画や夕日で殴りあう系が好きですから
そちら系ではまあ同じということでしょうか。
十二英雄伝にしても賊王街にしてもすぐにわかるのは、
どんな理由があっても上から押し付けられるのはノーサンキューってことですね。
これはすぐに読み取れます。常にただただ自由を欲しています。


そしてまた金融も否定しています。それもすぐにわかることですね。
システムとしての通貨は悪くないシステムだと思っています。
仮にそうした制限がないと人間はすぐに堕落してしまいますし、
不自由を味わうということは良いことです。
逆にお金がありすぎて人生を破滅する人もいますが、それもまた自由意志です。
お金はすべて神からの借金ですから、いくら持っていてもあまり関係ないというか、
当人と神との関係なので実際はそれだけのことです。
それに、優れた人間やアイデアのある人間が力を持つのは良いことです。
資金があればすぐに動けるので、どんどん新しいものが生まれますし、
正しいことや慈善事業も推し進めることができます。


といっても、それは今のシステムで完全であるわけがありません。
分け合うシステムを構築しつつ自由を確保することは可能です。
そのバランスの問題で色々と大変でしょうが普通にできるはずです。
ただここで障害となるのが霊的知識の無知と人間の傲慢さ、利己主義です。

まずすべてにおいて自分たちは神の子として平等であり、

この世の物的資産はもちろん自分の身体すら神から借りているという

認識を得られないと話が始まりません。


自分が稼いだ金を他人が使うことが嫌な人間がいるようです。
私は昔から常々これがちょっと理解できないでいます。

税金もそうですが、システムを維持するために必要なものに
そうした感情を入れるのはなかなか理解しがたいものです。
これも不正や無駄があるのでそうなるのは当然かもしれませんが、
大きなことをやるにはどうしても大きな金が動くものです。
舛添さんの話をちょっと聞いていても、だんだんケチくさい話になってきましたね。
国を動かすには大きな金が必要。その中で無駄が出るのは当然のこと。
むしろそればかりに目を奪われれば大きなことはできません。
そこが最近気になるところではあります。


どちらにせよ慎みをもって生きるのが一番です。
あまりにも節制しすぎるのは危険です。
あまりにも贅沢するのは危険です。
その中間で生きるのが良いでしょう。

どうせ私たちは人間です。聖人君子であることはできません。

そうあろうと努力しては少しできて満足して、

でもやっぱりリバウンドして絶望したり苦笑いして結局真ん中に戻る。

そうしたことの繰り返しです。


でも、進化とはそういうものなのです。

いきなり進化はしませんし、いきなり堕落もしません。

振り子のように揺れ動いて、自然と真ん中にいきつくものなのです。


その中でも私はどちらかというとゆっくりしたペースが好きで、
なおかつ自然は自然のあるがままが好きな人間なので、
さらに主張は極端になる傾向にありますけれど。
草木を見ていても自然が一番美しい。
人間が造った花壇はそれなりに綺麗ですが、まったく手入れされていない
入り混じった世界のほうが私は好きですね。


その世界を取り戻すためにラーバーンとして戦います。
(あれ? そういう話だったっけ?)




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