29日午前一時、595話UP
です。
セクトアンク戦ですね。
皆さんもうご存じの通り、私は戦闘をけっこう細かく描きます。なぜそうしているかといえば、強さにもいろいろなタイプがあると思うからです。
「こいつとこいつが戦ったら、どっちが強いのだろう?」とわくわくしますよね。でも、単純に力が強いほうが勝つってのはつまらない。勝敗とは「工夫」によって変わってくるものだと思っています。
私たちが体の大きな外人と戦うとしたら、真正面から組み合う人はいませんよね? 自分の長所を生かして勝つために作戦を練ったり工夫します。そうした努力をいかに重ねるか。そこにこそ戦いの面白みがあるはずです。
ですから、普通に武人同士が戦う場合でも、それなりに目的をもって書いているつもりです。まあ、アンシュラオンみたいに強すぎると困りますけどね。
セクトアンク戦は、あと二話くらいかな? あまり引っ張らないというか、文字数が自由になれば普通に描けるので、そこはさくさくいきたいです。
しかしまあ、こんなに盛り上がらない団体戦ってあります?
主人公があれですから、少年漫画のようにすったもんだで勝ち上がる、なんて展開にはなりません。うん・・・少年漫画じゃないですからね。しょうがないです。
というかこの小説、なんなんですかね?
もう自分でもよくカテゴリーがわかりません。
ただ、社会全体を見れば、これはこれでいいんだと考えています。こういう変なものを作るやつがいるからこそ、新しい刺激になって人に活力を与えるのです。
これは地下の存在でいいんです。マイノリティでコアでマイナーでいいんです。だからこそ輝いているんです。ひっそりと続くからこその面白さがある。そんな気がします。
なんで書くかといえば、それが面白いから。それだけにすぎません。それでみんなが楽しんでくれるなら、私はそれで満足できます。やっぱりそこには価値があるんですよね。
この作品を好きな人が読んで楽しむ。
それだけで十分な理由です。
というわけで、週二回は更新したいと思っています。作業が忙しいとつらいところもありますが、気分を盛り上げてがんばっていきたいものです。
ではまた!