園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
http://puruttokikaku.com/

日々忍耐あるのみ

今週はすべての時間をイラストの仕事に費やします。
七月上旬は完全にぷる汁の仕上げだったので、残りはイラストをがんばります。


正直モチベーションやテンションは相当低いです。
思えばこの一年半は地獄のような日々で、かなりしんどかったです。
賊王街の頃はただ一つだけに何年も忍耐を必要としましたが、
今回は色々なことをやりながら耐えていく試練でした。
これはこれでしんどいなと感じることもありましたね。
やりたいのにやれなかったり、時間をやりくりして毎日一時間ずつやったり
全然終わらないという点では同じですが、じわじわきつかったです。


どっちがいいかといえば、まあ同じですね。
イエス(・キリスト)が苦痛の絶頂を一瞬で味わったのと、
一生をかけて味わい続ける痛みは結局同じという話ですし。
人生においては色々な体験が必要で、一つの大きな痛みも長い小さな痛みも
両方味わってこそ深みが出ていくのだと思います。
ここでは痛みになっていますが、快感や成功も同じこと。
大きな成功があったり失敗があったり、小さな成功があったり色々あるわけです。


こうしたことを経験していくと、そうですね、
こうしてモチベーション自体はかなり低くても集中できるようになりました。
コンセントレーション自体にモチベーションもテンションも関係ないですからね。
ただ目の前のことに集中して必死にやるしかないわけで、
イラストレーターはイラストレーターで目の前に必死です。
常に全力を尽くして完璧を目指す。これが重要です。
ただし結果は楽観主義でね。どんなにがんばっても結果が出ないことは多いです。
が、その努力はけっして無駄にはなりません。


長く苦しむものは、一つだけ利点があります。
今までは一つ作ると長めの休息がほしかったものですが、
こうして毎日色々なものに負担を分担していると、
ようやく完成したぷる汁であっても、全然飽きていません。
ただ毎日のスケジュールをこなして完成したにすぎず、
達成感はありますが、「ああ、終わったな。じゃあ次か」と淡々としていますね。


終わりがないという意味では逆に欠点かもです。
これって永遠に続きますからね。
イラストレーターをやっていて最初に疑問に思ったのが
「どこで休んでいいのかわからない」という点でした。
一つ終わってもまた次がどんどんありますし、達成感もほとんどありません。
ただ毎日追われ続けている感じはありますね。
(スケジュール管理やさまざまなメンタル本で一日の区切りはつけられましたが)


そうですね・・・名目上はクリエイター復帰になりましたが、
文字通り「何でも屋」になっただけかもしれません。
むしろ今までよりも絵も含めて慌しくなりそうな予感はしています・・・。
しかしまあ、長く続けるって大変だなーと改めて思います。
特に絵や創作関係って浮き沈みが激しいですし、世間的にも評価されにくくて
非常に続けるのが難しい分野の一つでもあります。
多くの人が途中で辞めてしまいますしね。


私がここまで続けられているのは、それだけ好きだったってことでしょう。
というよりは、もう学生時代から「創作なしでは生きていけない」と気づいていました。
ですので、これしかやることがないのは事実です。
それだけ地上に興味がないのかもしれませんが・・・


どちらにせよ人生はバランスが取られています。
今まで創作だけをやってきた私ですが、
この歳になってその他の事柄もやることになっています。
家の補修だって今までまったく興味がありませんでしたが、
やらないといけない状況になったり、自分しかやれなかったりして
人生は神(の法則)によって上手く調整されているのです。


一番わかりやすいのが、今成功している人が落ちぶれ、落ちぶれている人が成功したり、
子供の頃わがまま言っていた人が、今度は自分の子供にわがまま言われて困ったり、
若い頃好き勝手やっていた人は、今度は縛られる余生を送ったり。
人生というのはすべてを経験するようにできているものです。
その意味ではどんな人生でも平等だといえます。
地上で釣り合わない分(大半がそうですが)は、その後の人生において釣り合います。

逆に考えれば前の人生の結果が今である、ということがいえます。

この前の人生というのも、パーソナリティではなくインディビジュアリティーという

また厄介な用語が絡んでくる複雑なものではあるようですが。


では、この人生に意味があるのかと思ってしまいますが、
それこそが「体験する」ということの真の目的なのでしょう。
やはり実際に味わうとまったく違うものに感じますしね。


人生の不公平は霊の多様性を生み出す条件の一つ


でもあるのです。

これが我々地上の人間には理解しがたい視点の一つですね。

私自身は今の人生にまったく不満はないです。

ほとんどが忍耐勝負ですが、まあ、これだけ好き勝手やっていれば

それくらいは仕方ないのかとも思っています。


そして今日も忍耐を試されます。

神はいつだって忍耐を試される。

発狂ギリギリまでいつも試される。

それだけ自分が価値ある存在に近づけていることをありがたく思いながら。


弱い人間には厳しい試練は与えられない。


これだけは事実です。


その後に与えられる力が強大で危険だからこそ

日々忍耐を試され続け、鍛えられるのです。

なにせその力は宇宙や惑星を生み出し、生命を生み出し維持する神の力です。

扱いきれなければ身を滅ぼすどころではありません。


まあ、それを与えられるのは相当先でしょうが・・・

何千、何万年後。その領域にたどり着いたときに。



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