園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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「取引なし」の素晴らしさ

久々に「取引なし」(ノーディール)をしました。


これは七つの習慣を読んで本当にありがたかったスキルです。
これのおかげで私は大いに助かっています。


七つの習慣ではお互いに利益を得るWin-Winが最高だとありますが、
もしそれが達成できない時は取引なしにする。
そうすればお互いに損をしないで済むという
実に当たり前かつ難しいものを教えてくれます。


私ははっきりした性格ですが、
他人から悪く思われたくないという気持ちから
なかなか断るのが苦手な人間でした。
ですので悪い影響も簡単に切ることができずに、
ずるずる嫌なことに付き合ったりしたものです。


本当に嫌で苦痛ですらあっても断れないのはやはり病気なのですね。


こういうのは相手が悪いというものではなく、
当然私が悪いということにもなりません。良い悪いではないのです。
お互いの条件が合わない、擦り合わせが難しいと思った時は
絶対にこうしたほうがよいことを今までの経験で学んでいます。
今思うとよくあんな信用できない人間の依頼を受けていたな
という経験をしました。
まあ、社会で生きていれば誰でも味わうことでしょうね。
が、どちらかが負けるのは正しい取引ではありません。
私の場合は特に相手の満足を最優先にする人間なので重要な問題です。


人間というものは、自分が望んだものが手に入ることで快楽を得ます。
一方、どんなに世間で良いとされていても他人に押し付けられたものは
最低のものに見えるものです。
「本当はあれが欲しいんだけど・・・」
「あら、こちらのほうが人気よ。絶対いいわよ」
「でも、あっちが素敵ね・・・」
「何言ってるの。絶対こっちがいいわ。さあ、買いましょう!」
とやられたら、やっぱり欲しくなかったとずっと引きずります。


でも、よく考えてみてください。
それを決めたのは自分です。
自分が不快な選択を受け入れたのです。


つまり、取引なしを選ぶということは、強い意思がなくてはできないことです。
その前に理念がなくてはなりません。
自分の人生は自分が決める。
仕事のルールは自分が決めて、強い意思で殉ずる
こうしたものはすべて自己責任なのです。


そうしないと人間には自由がないことになります。
今まで私は人生とはなんと自由がないものだと嘆いていましたが、
実はその現実すら自分が選んでいたのです。
それに気がついた時、まさに人生が変わった瞬間でした。


ですので、考え抜いて見つけた理念、
これは日々更新してもかまわないのですが、
そうしたものを土台としたら迷わないことです。
それに加えて日々の経験から身につけた直感(直観)を使って
どちらかに大きな損害を与える可能性があればノーディールが一番です。


最近の例でいえば、プラティニとかが思い浮かびます。
彼にとってはあの程度の金などそんなに大金ではないはず。
でも、信用できない相手から受け取ってしまった不用意さによって
その後に得られる大きな名誉と富すら捨てることになってしまう。
不注意さ、一時の利益に目がくらんだがゆえに起こったもの。
それはやはり自分が選んだのです。


私は事務所をやり始めてから特にお金関係はかなり固くなりましたね。

他人を動かすには対価が必要です。

当然お金以外のものも与えるわけですが、資金がなくては人はついてこない。

そういった意味でもかなり慎重になりました。

他人を巻き込む時は必ず相応のメリットを与える。

これが仕事上の最低限のルールですかね。




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