園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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色合いと間の違い

 美少女業界の絵といわゆる普通の絵との違いを少し考えてみたのですが、けっこう色々違いますね。その最大の違いが色合いと間の違いだと感じました。


 たとえば美少女の絵は、もちろんそれぞれ絵柄も色合いも違いますが、総じて派手な傾向にあります。私はどちらかといえばすっきりした絵柄ですが、カードとかそういう仕事では派手な色合いが多いです。


 また、ごちゃごちゃしたものが多く、私もそういう傾向にありますが、隙間があったら埋めたくなる衝動に駆られます。なんか空いていると手抜きに思われそうで、ついつい何かを足してしまうわけです。


 が、児童書などで使われる絵は、どちらかといえば落ち着いた色合いが多いです。多様な色合いもありますが、美少女業界のようにけばけばしいのはあまり見られません。なので、キャラクターものならばついつい入れたくなる派手な色合いの装飾を抑えて、全体で見せねばならないことも多くなります。


 そして、一番の違いは「間」ですね。


 学生時代、藤島康介さんの「ああ、女神さま」を見ていて思いましたが、間を上手く使っています。特に何も描いていなくても、その間が絶妙のバランスを生み出しているわけです。


 この間が重要で、一見殺風景に見えても意味のある間を作っています。これが実に難しい。私はまだ癖が抜けていないので埋めたくなりますが、間を上手く使って表現する技術をもっと上げていかねばならないと痛切しました。



 ここ一年、私の中で「和」への興味がかなり湧いてきまして、日本の伝統的な色使いや着物、日本の良さに注目するようになりました。色々な作品を見ても中世や外国のものが多くて、それに嫌気がさしてきたのも事実です。


 べつにテレビでやっているような自尊心を回復させるような「日本最高!」みたいなことを言いたいわけではないです。単純に美というものを意識してみた場合、落ち着いた色合いの日本の色はとても心に染みるものがあると改めて感じるのです。


 そう、わかっていたことですが、美少女に比べてやはり美術性、芸術性が高いのです。当然、美少女やアニメやゲームだって芸術だとは思いますが、俗的な要素が多いのも事実。一方でこちらはさらに多様なものを受け入れています。


 全部正解であり、全部未完成の世界。だからこそ迷うのですが、そこに大きな可能性を感じています。それは私が学生時代から求めていたものですから。



 結論としては、美少女が「どかんと中央に置く」とすれば、それ以外のものはやや「全体で空気や雰囲気を表現」する割合が多い、ということになりそうです。あくまで比べた場合ですけれどね。


 そんなこったで日々試行錯誤の日々です。


 ではまた。










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