園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
http://puruttokikaku.com/

絵を描くのに適切な時間

思えばプロイラストレーターとしてやっていますので、
イラストネタを話したほうがいいのかな、などとも考えています。


仕事で絵を描くときなどは特にそうですが、
絵に対して定められた時間をオーバーしないことが重要だと思っています。
私はいつも絵を料理にたとえますね。
うん、やはり似ているんですよね。
たとえば柔らかくしようとして茹でたりすることでも、
やりすぎれば逆に硬くなったりしますよね。その絶妙な時間の加減があるわけです。


絵も同じで、ラフにかける時間ってのがある程度決まっています。
もちろん当人の技量や経験、やり方や密度などが大きく影響しますので
一概に時間を決められはしません。
あくまで各人に合った時間というものがあるわけです。


ただ、仕事ですと時間や納期がありますので守らないといけません。
ある程度は効率よくやらねばならないのです。
そこではある意味ではメントレと同じ考え方が必要です。
「自分の絵はこれでいいんだ」「いつだって自分らしくあろう」
という気持ちがないと「相手からどう見えるか」ばかり気にしてしまって
いつまでも同じ絵をこねくり回すことになってしまいます。


たしかに見た目は良くなるのですが、硬くなるんですよね。
緊張してガチガチになってしまうといいますか、硬直化が起きることもあります。
見ている人に緊張感を与えてしまい、絵としては失敗になります。
そうなれば、やはり一度全部白紙にして
また改めてラフの時間制限に従ってやるほうがよいです。


私の場合はラフはだいたい三時間が目安です。
複数人いる場合や、イベントCGなどの場合はもっとかかりますが、
長くても三時間~六時間です。
これでもかかっているほうです。
だいたい一時間くらいで形はできますが、そこから絵の種類にあわせて
精度をどれくらい上げるかを考えながらやっていきます。


漫画の場合はかまっている暇がないのでもっと速いですけどね。
イラストならばこれくらいです。
本気でやるならば五時間以内で着色まで終えることは可能ですが、
そんなことをする必要性はあまりないので、
それくらいでやるならば人を使ったほうがいいでしょう。
むしろやらないほうがいいですね。絵は嘘をつきません。
慌てて作ったものは相手にもわかってしまい、駄作が完成するだけです。


イラストの場合は80%を目指しています。
漫画では60%の出来ならばOKを出して次にいきます。
こうしないと先に進まないので仕事としてやっていけないからでもあります。
昔は100%ばかり求めていていつまで経っても終わらないことがありました。
しかも絵はあまり良くならず、あまつさえ硬直化する現象を経験しました。


効率だけを求めることは愚かですが、効率には効率の良さがあるのです。
あくまでこれは作業として、ですけどね。
芸術を極めようとすると果てしない時間がかかるのでまた別の話になりそうですけど。


今日はそんな感じです。


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