十二英雄伝 74話 22時アップ予定
です。
零章、第四部は、けっこう愛や性について描いている気がしますね。べつに意図したわけではないのですが、人間の根幹は愛なので、人を描くということは、愛を描くことと同じなのでしょう。
次で信仰の破壊のところも終わりです。今回と次の回は、連載を開始する前から考えていた場面なので、なかなか感慨深いです。
あっ、そうそう。ようやくにして「うみねこのなく頃に」のアニメを観ました。本当はゲームでやりたかったのですが、PS3だったのでやむなくアニメにしました。で、結局よくわからなかったので考察サイトなどを見て、なかなか勉強になりました。
そこで一番感動したのが、神の視点というものです。こうして小説を書いていると、説明台詞がしょっちゅう出てきますよね。それが絶対であるのが神の視点です。神しか知りえないことが細かく書かれていて、それが正しいという前提で成り立っています。
しかし、これが個人の視点になると、同じ説明文でも間違えることがあるわけです。当人が正しいと思っているだけで、実際は違う、ということがあるのです。
これは実に面白かったです。ですので、十二英雄伝でも、さりげなくそういうことを取り入れたいものです。それが神の視点で書かれているのか、個人の視点でそう書かれているのか、楽しんでいただければ幸いです。まあ、基本は神の視点ですけどね。
そんな感じです。
ではまた。