園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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クリエイターが非常にやりがちで絶対やってはいけないこと

依頼や打診にNOと一度言ったら今後はもうない


こう覚悟しておく必要があります。


またついついやりがちで一番やってはいけないことがあります。
それが


他の仕事が忙しいので無理


これはまずい!!
本当にまずいです。


この二つを同時に使った場合、もう終わりだと考えていいです。


ですが、けっこう多くの人がやるんですよね。
一番の要因が自尊心なんです。
無意識のうちに対抗心や劣等感を抱いていると
「オレって仕事がたくさんあるんだぜ」
という感じでアピールしちゃうんですよね。


ただ、これって何の利益にもならないんです。


自分の自尊心だけは満足を得られますが、
代わりにその後に多大な不利益が与えられます。


では、わかりやすく例を挙げてみましょう。
好意を持っている女性に男性が話しかけます。



「土曜日空いてる?(デートしたいな)」


「その日は別の人とデートするから無理かな」


終了のチャイムが鳴ったのが聴こえましたか?
ですね・・・これは痛いです。相当なダメージです。
よほど頑張る人かねちっこい人でないともうお誘いの連絡はないでしょう。


あくまで自分がクリエイター&クライアントなので
受け手(下請け→クリエイター)の意味でクリエイターという用語を使ったわけですが
これは人生のすべての点においても重要です。
気をつけたい言い方の本などにもよく載っているので一般的な注意事項です。


私がクライアントだとした場合も同じですし、
他のクライアントと話していてもそれは激しく伝わってきます。
人間は一度断られるとそこに感情の溝(しこり)ができてしまうんです。
これはなかなか払拭できないのです。
重要で代わりがないものならば大丈夫なのですが、
今は何にしても代用が溢れかえっている世の中です。
どこかで嫌な思いをしたら違う店にいくでしょう。
私もビッグカメラで最初に嫌な対応されたので、それ以来一度も行っていません。
普段は忘れているのですが、何かの際に選択肢に挙がることはないです。
「じゃあ、違うとこにするか」で終わってしまいます。
ヨドバシやアマゾンとか色々ありますからね。それ以外にもたくさんあります。


ですので、断る時はかなり気をつけねばなりません。


1、あくまで他の系統(できれば私生活)の用事がどうしても外せないことを強調する。
2、感謝の言葉を忘れない
3、次来たらどんなことがあっても引き受ける。忘れないで!!
4、お願い!お願いだから!!


などと、自分で考えてちゃんとフォローしないとまずいです。
リアルの付き合いがなく確認ができないならば誰かを殺すのも手ですw
「法事がありまして・・・」等。


まず断る時は、今後もう関わらないでもいいと割り切った時にしたほうがいいです。
ここで重要なのはですね、今その人が落ちぶれていたとしても
その後成功する可能性があるわけです。


仮に数年後、その人が大成功しても断ったら二度とリストには挙がらない可能性が高い


このことを知っておいておかねばなりません。
「あんな仕事やりたくないし」とか思ってもいいんです。
ただ、その後に得られる大きな可能性も捨てる覚悟が必要です。
私は基本断りませんし、否定的な言葉をまず使わないことにしています。
仮に使った場合は、潜在的にもう終わっても仕方ないと覚悟した時です。
一度でも断ればもう二度目がないことを知っているからです。


これは私自身の実体験でもそうですし、
うちの親を見た時に学んだ大きな教訓です。
うちの父親も自営業でずっとがんばってくれました。
しかし、一回、ただただ一回ですが、
お得意さんの仕事を断ったために一気に廃れていきました。
正確に言えば、「うちの仕事を優先的にやってくれ」という要請に
「他の仕事があるから無理」と言ったのです。
そこで営業の人が怒ってしまって、それ以来仕事が来なくなりました。
収入の半分以上をそこに依存していたので、
結果的にはそれで廃業にまでいってしまったわけです。
これは私にとって最大の戒めになりました。


私が全部自分独りでやれるように能力を磨いたのも
すべては子供の頃のこうした経験があるからです。
他人に頼ってはいけない。頼ったらこうなってしまう。
全部自分でやればこういうことにはならない。
そう思ってただただ自分の能力を上げることを目指してきました。
誰も頼らないように。
まあ、そうした過程を経て紆余曲折の末に今の「調和と協調を目指す」ところにまで来たわけです。
とはいっても、こうしたことはずっと教訓で残っています。


打算的だとは思うのですが、
中国の習慣では、これからお世話になる人に品物を送るらしいです。
日本ではお世話になった人などが中心ですが、中国はさらに現実的です。
これはこれでやはり理にかなったものであるのは事実だと思います。
特にお得意さん、あるいは今後付き合っていきたい人に対しては
気を遣うのは至極当然のことですからね。


父親に関してはずっと「自分が仕事をしてやっている」という感覚だったそうです。
だからこそこの体験は意味があったはずです。
(当人が理解していれば)
何事もそうですが、起こったからといって理解するとは限りません。
貴重な体験も自分が受け入れるのを拒むと成長はあまりないのです。
実際に私より痛い目に遭っている人は山ほどいますが、
強情さやプライドが邪魔をして成長していない人がいます。


痛みは素直に受け入れたほうが成長できます。
今こうして痛いのは自分が他人との調和を無視したからだ。
すべてに感謝して謙虚に生きればすべて上手く回るのだ。
それを教えてくれる神様からのありがたい教訓なのです。
世の中のすべては神という名の愛に向かっています。


とりあえず、友達との誘いを断る時でも言葉には慎重であってください。

「ごめん! 本当は行きたいんだけど、どうしても~があって! ほんとごめん! この埋め合わせは絶対するから!」

に加えて、代わりに何日はどうかな?とか代替案を出したり、色々と本にも載っております。


自尊心が一番怖いんです。虚栄心とも言いますけど。

見栄を張ってもマイナスにはなれプラスにはならない。

これが本当に一番の教訓ですかね。


そうですね・・・まあ、私も外部の相手だと二回目はあまりないかもしれません。

自分の事務所の場合は・・・うーん、優先順位は下がる可能性は若干あります。

事務所の目的は仕事を与えて成長させることと、

本命の企画の人材集めですから、そのあたりで総合的に判断すると思います。

感情というよりは「とっつきやすいか」が一番重要かもしれません。

若いうちって誰もが自尊心の肥大化が起きますので、

知らないうちに「なんか近寄りがたいな」「うわ、絡みにくい」

というオーラを出しているものなんですね。

それが人を遠ざけてしまい、結果的に仕事でも成功しなくなるのです。

成長してそうしたものが薄れると謙虚になりますので、

そこでまた仕事が活性化していくわけです。これも人生のパターンですね。


私はこういうことを面と向かって誰かに教えたりはしないです。

なぜならば人間は自分の体験でしか学べないからです。

結果的にそうなる。それを自分で味わうから成長します。

かといって意図的に痛みを与えることは駄目です。

これも私の経験上失敗します。一番いいのが放っておくことじゃないですかね(結論)

因果律に任せる。これが一番です。


神はいつだって完璧です。



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