言葉は百億の価値がある

2016/02/12 20:40

どうも、お疲れ様です。
二月は忙しいのでなかなかこちらにも書けず。

さて、いつも思うことですが、最近特に思うのが言葉の価値です。
言葉は誰もが発するのに美しい言葉、楽しい言葉、相手を喜ばせる言葉は
なかなか発せられないものです。
その多くは自尊心や教養のなさなどが影響はするものの
大部分は

話し方を知らない

ことに起因しています。

どう話していいのかわからないのです。
これは当然です。学校では教わりませんからね。
そして家庭でもたまにしか教わらないでしょう。
しかも多くが喧嘩をした時などに注意されるくらいです。
知らなくて当然ですよね。

しかし、言葉は無料でありながらも百億に匹敵する価値があります。
場合によってはそれ以上かもしれません。

まず話し方を知れば、調和や平和が訪れます。
家庭内で毎日喧嘩が絶えない日々から解放されることは
お金では買えないほどの魅力があるに違いありません。
また、億とか何千万とか実感なくても、経済的には多くのメリットが生まれます。
不用意な言葉を避け、相手を敬って接すれば相手もそうしてくれます。
ビジネスや契約の際、それは大きな力になるでしょう。

あまり言いたくはないのですが、私も仕事で依頼を受ける際
「これは酷い（苦笑）」と思うこともあります。
やる気を削る言葉がこうも並べられると・・・マイナスパワーがすごいです。
まあ、断りはしませんがさりげなく値が上がるかもしれませんｗｗ
だってあまりやりたくないですしね。
というよりお金をもらっても失礼な人と関わりたくないです。
ね？　損でしょう？　そう思われた段階でもう大損なのです。

普通に考えても会社を経営するには言葉は絶対必要です。
政治家ならばなおさらです。
そして、言葉を使いこなすことができれば、
まさに経済的に大成功を収めることもできるのです。

一番いいのが、

もしこれをやられたら自分はどう思うだろうか？

と自問することです。

自分が書いたメール、これからやる行動を頭の中で自分に対してやってみてください。
感情がどうしても邪魔をすると思いますが、
利益（経済的・精神的・名声的）を取るのかすべてを壊すのか、
よく考えてみてください。

私はまさに貯蓄を全部失ってから、
ようやく利を優先させることができるようになりました。
たまに「もしお金がたくさんあったら、昔の自分は謙虚にはなれなかっただろうな」と思います。
世の中の政治家や富豪を見て思うのが、まさにこれですね。
お金がなさすぎることは危険ですが、ありすぎることはもっと危険です。
さらに一度転落して改善するかと言われれば、またそれも人それぞれです。
私は全部失った時、地上の物質すべてに嫌気を感じて霊的実在に目覚めましたが、
逆に危機感や恐怖心を刺激されて危険なことになる場合もあるようです。

ともあれ、言葉を使えるようになるには、それなりの痛みが必要です。
最初はぎこちなくても、何事も続けていけば自然にできます。

相手を褒める
相手を尊重する
相手の嫌なことはしない
相手の意見を無闇に攻撃しない

一つ秘訣を教えれば
絶対に譲れないもの以外には

なるほど
そうだね

の二つを使うといいでしょう。

「なるほど、そうだね・・・」

この言葉は非常に便利です。
肯定の意味と思案の意味の二つが備わっていて、どちらにも使えます。
たとえ意見が違っても、これだけであなたの周囲に平穏が訪れるでしょう。

まずは相手を認めてみる

これしかありません。

案外、自分はあまり頭が良くないものです。
自分が頭がいいとか思っている人ほど、それほどでもないものです。
最近、能ある鷹は爪を隠す、という諺が実感としてわかってきました。
まさにその通りです。
おしゃべりな人はたいてい無能なのです。かつての私のように。

そして、相手を尊敬し、
愛想よく丁寧に話し、
相手の好きなことはけっして卑しめず、
心から感謝する努力をする。

そうして接すると非常にお得なことがたくさん起こります。
ぜひ試してみてください。