十二英雄伝 75話 22時にアップ予定
です。信仰の破壊は、この話で終わりです。
そう、何か書いていて楽しい、盛り上がっていると思ったのは、これがクライマックスだからです。
今書いているのは、RD事変のクライマックスの一つです。今まで繰り広げていたMG戦闘の最高潮と収束の部分です。
物語を描いていて、何が楽しいかと問われれば、それはもちろんクライマックスです。話を書く前には、目玉となるシーンを頭の中で作っておくわけですが、それに至るまでには準備が必要です。
地道で長く、場合によっては退屈なこともあります。それを我慢して我慢して、ようやくクライマックスにもっていく。その苦労があるからこそ燃えるわけです。楽しいは当たり前です。ずっと書きたかったシーンを描くわけですから。
今、ようやく自分は十年前の熱さを取り戻したと感じました。そう、あの頃はいつだって毎日が熱く燃えていた。これが私の日常でした。だから、今は生きていると心から思います。躍動している、燃えている。
今までは準備の期間でしたから、この熱さを感じられなかったところもありますが、やはり私の中の熱量は衰えていなかった。それを知って安堵しています。また、前よりも確実に強くなっている。今はもう、他のことに惑わされることもなく作品に集中できます。
次からは、リヒトラッシュやアミカたちの話を描く予定です。熱さ的には信仰の破壊より落ちますけど、これもまた次へのステップです。
そんな感じです。
ではまた!