園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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すべてが必要

 色々とやっていると時間がかかって、本当にこれでいいのか、これが必要なのかと思う瞬間があります。しかし、何度も考えて出した結論から、すべてが必要であるということがわかってきます。これはすべての人の人生に言えることです。


 たとえば私に関して述べれば、今主にやっているのは小説と絵本です。もっと具体的にいえば、十二英雄伝(燃焼系)とラム肉(ライトノベル?)とランド系と絵本です。どれか一つに絞ることもできますし、場合によっては何かを集中的にやることもあります。でも、どれも欠けてはいけないものです。


 十二英雄伝は面白いですが、燃焼系などのストーリーは硬質化することがあります。話がお堅くなりすぎるというか、頭が固くなったり単調化することがあります。もともと真面目な話ですからね。基本殺し合いなので、そういった側面でも注意が必要です。


 そこにラム肉などをやると、明るさというか良い意味での「どうでもよさ」が加わることになります。それによって本来ならシリアスになるところが少し緩和されて、あまり凄惨ではなくなるというメリットが生まれます。


 たとえば昔アダルトをやっていた頃も、私が陵辱系を描いても全然暗くならないとか、近親相姦なのに底抜けに明るい面だけが強調される、という感じです。作品を作るのはあくまで私という存在なので、自分のどういった側面が開発されているかで作品の雰囲気も変わってくるのです。


 たしかにラム肉はどうでもいい感じがありますし、意味があまりないです。忙しいと、ついつい後回しにしたくなる気持ちが芽生えます。が、それをやることによって私の中には明るい雰囲気やジョークを言う余裕が生まれます。それが他の作品にも影響を与えるというわけです。


 これにはデメリットも多少あります。
 最近はラム肉や絵本の方面が私の中で半分を占めるようになってきたので、全体的に絵柄が柔らかくなってしまっています。


 これはメリットでありデメリットなんですよね。特に十二英雄伝をやる場合にマイナスになることが多いです。燃焼系の熱さや「硬さ」を表現したいときに、柔らかさが出ると出し切れない時があるわけです。


 でもこれ、今のところどうしようもないんですよね。やっぱり私の生活の大半が光の方角に動いていて、今までいた闇の世界から急速に遠ざかっているのです。


 その証拠に、かなりアダルトとの距離が顕著に開いてきています。かつて作ったアダルト作品も、特に意図しなくても離れていきます。これはもともと私の願いでもあったので、自然とそういう流れになるのだなと考えています。



 当然ですが、二次元アダルトに関しては私はかなり寛容的な立場です。が、それが本来の人間生活にとって正常でないことはここでも何度か述べている通りです。あくまで必要悪というか、社会がより良くなって改善する過程における一つのはけ口です。


 二次元と三次元は分けて考えるべきだとは思います。もともと精神世界ですからね。まずは物的なレベルでの汚染を防ぐためにそれがあって、そちらが段階的に改善されるにつれて、精神的な世界を浄化していく、というのが流れだと思います。そうでないとパンクしてしまいますからね。


 徐々に霊的な次元に人間の意識がシフトしていけば、おのずと精神の浄化の時代も訪れます。その先鋒として、まずは私たちのような創造タイプのクリエイターが少しずつ新しい要素を加えていくことが重要となります。


 人はすでに愛や神のことに気がついています。テレビをちょっとつけても、「神様のおかげだ」「神様が経験させてくれたんだ」という言葉を芸能人が使っていたりします。私の記憶によれば、丹波哲郎さん以外は、昔はあまり聞かなかったフレーズだと思います。それだけ人々の意識に改革が起こってきている証拠です。


 そこに足りないのが霊という要素。その知識です。


 人が霊という存在を意識することができれば、一気に明るい視野が開けてきます。それはつまり、人が死なない、永遠の存在であることを知るからです。


 価値観が変わるのです。この世界でいかに富や名声を得るかではなく、今自分に必要なことに集中できるようになるのです。それは良い意味で他人と自分を比較しないことにつながります。他人にとっては意味がなくても、自分にとって意味があればよいのです。


 誰もが一人ひとりの人生を生きています。それぞれの霊が必要な体験をこの世界で得ています。この世界に生まれた意味や目的が、それぞれ違うのです。ですから違っていて当たり前です。むしろ同じであることのほうが少ないのでしょう。


 あとは、それぞれ違う目的の人生を歩む私たちが、各々の能力と技能を発達させて、この世界、人の社会、動物の社会、自然の社会を発展・保護するために尽力すればよいのです。








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