園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
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引きこもりたい

いきなり不穏当な発言ですが、めっちゃ引きこもりたいです。

正確には引きこもって作品に没頭したいです。

まあ、今までそうやって暮らしていたので、

ここ四年くらいが私にとっては異常なのです。


ハーレム殿下を作ったときが人生で一番濃い時間でした。

賊王街も濃かったですが、八ヶ月にすべてを凝縮したという意味では

あれこそがもっとも濃い日々だったと思います。

それこそ家から出るのは一週間に一度、最低限の買い物くらいで、

あとはひたすら作業をする日々。


な、なんと・・・なんという素晴らしい時間!

愛しあう恋人同士が夢の中で暮らす時間とほぼ等しい、

いや、それ以上のエクスタシーをともなう時間です。

そこには苦しみ、汗、涙、感動が存在します。まさに人生の縮図!


ああ、引きこもりたいぃぃーーー!


今なら十二英雄伝をひたすら書いてみたいです。


ただ、これには副作用がありまして、

当然ながら一つに集中するので燃え尽きる可能性があること。

もう一つは自分の中の蓄えがなくなって枯渇するとまずいことです。

この蓄えとは金銭ではなくて知識や思想、新しいものの考え方などです。


よく漫画家とかで才能が枯渇したとか言われますが、

つまりはそれだけ人生の経験値、蓄えた知識が少なかったということです。

人間は日々勉強しないといけないというのは、まさにそれなのです。

引きこもると出力に関しては最高になるのですが、

吸収するとなるとなかなか偏りがちになるものです。


もちろん、物語を書くうえで必要な新しい知識を得るのですが、

これが三年くらいになるとけっこうきつくなってくるのです。

賊王街のときがそうで、それからハーレム殿下をやって

私の中の蓄えはほぼすべて出してしまった感じでしたね。

あれから六年くらいですから、今はけっこうまた溜まっていますが

引きこもるとなかなかどうして。


まあ、今でも半分引きこもっている状態に近いので、

さらに隔絶した空間に浸りたいというのは贅沢極まりないですね。

資金もないですし・・・悔しい!!

でも、引きこもっちゃいたいなーという欲求は日々高まっています。

いろいろやると飽きない代わりに進まないし、

どうしても乗りきれない感じはしますね。

結局のところ、それは各人の特性ということになりそうです。


私は昔から好きな一つのことをコツコツやるのが好きですね。

誰かに注目されるというのは副次的なものであまり興味がなく、

自分がどれだけ濃密な時を過ごせるかに重点を置いています。

ああ、引きこもりたい・・・もっと引きこもりたい。


そんなことを思っている日々でした。

次引きこもったら帰ってこれない気もしますけどね(;´Д`A “`


では、また。

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