園島義船、ぷるっと企画の活動日誌DX

ぷるっと企画の活動日誌。
漫画、イラスト、ゲーム、小説の情報を掲載。
http://puruttokikaku.com/

誕生日でした

今日は誕生日でした。

まあ、至って普通の日でしたが・・・

独り身だと実に何もないです。


さて、今回から紙で描く作業を導入しました。

導入するという言い方はちょっと妙ですけどね。

もともと絵は紙に描くものでしたから。

紙とデジタルは役割が違うことを再認識しました。

紙は消しゴムなどを使う手間もありますし、細かい編集はできません。

デジタルが普及する前は漫画家の人は縮小コピーを使って貼りつけたりしていたので、やろうと思えばできますが、デジタルがある今は無理にやる必要もありません。

そこで役割の違いが生まれます。


結果からいえば、紙はアイデアを定着させるのに向いています。

紙だとぱっと描けますし全体を見渡せます。

私も全部デジタルになったとはいえ、最初は紙にいくつか案を描いてイメージを膨らませていました。

つまりは紙での作業は細かい作業をするのではなく、根本のエッセンスやエネルギーの流れを確認するのに使えます。

当然これはPCであっても同じ作業をしますが、その速度が紙のほうが速いのです。

ぱっぱと紙に書き殴っていきつつ、アニメのようにトレス台があるのでエッセンスを引き継ぎつつ変化もさせられる。

そうしてほぼ完成までの工程を紙で行えます。


次はPCに移し、その紙で作った設計図を元に調整して描き直します。

ここでは細かい作業、描き込みや調整、位置をずらしたりして微調整していきます。

すでに紙の段階で二十枚近くエッセンスを描いているので特に戸惑うこともありません。

まるでもうずっとやっている作業のように絵に慣れた状態で仕上げの作業に入れました。


PCで紙の工程をずっとやっていましたが、

これが一番ストレスがかかる時間だったのです。

慣れてからは大丈夫でしたが、それでも面倒臭さはありました。

紙ならばすっと入れるのでとてもよいです。

それぞれに長短がありますので、自分にとってやりやすい方式を採用するのが良いと思いました。

誰かにとってよいものではなく、自分にとってよいものを探すのが一番です。


PCだけだと絵を加工する作業が多くなるわけです。

描き直す際も最初から大きくやりなおすことは稀で、どちらかというと今描いたものを動かしてみてバランスを見たり、ちょっとずつ変えていく作業だったんですね。

これはこれで良さはあります。手間も少ないですし。

でも、こうして絵に関わってきて思うのは、

少なくとも依頼で描くものに関しては手間をたっぷりかけてもいいんじゃないかってことです。


一つの絵に対してやれるだけのアプローチをしてみる。

同じような絵を何枚も、下手をすれば何十枚も描くことにはなりますが、画家とかならそんなの普通でしょうし、それくらいたいした手間でもない。

改めて絵に対 する自分の愛情を感じられて、再び紙を手にした価値は大きいと思いました。


やはり紙はとっつきやすくていいですね。

これから色々作っていくうえでは非常に大きな力になりそうです。

まあ、それで絵が上手くなるわけではないのですが(´ー`A;)

感覚は増していく感じはしました。


それと話はまったく変わりますが、

こうして気軽に描けるなら、もっと気軽に出してもいいかなと思っています。

同人のクオリティが上がってきたので良いものを出したいと思っていましたが、

やっぱり同人の良さは気軽に出せるところではないでしょうか。

今までは商売でやってきたからつらかったのであって、今もまあ半分はそうなのですが、もっと気楽にやってもいいかなと。

で、EROPURUってのを前に描いていたんです。

こちらもプルなんですが、白黒で同人イベントに出していたやつです。

私は同人即売会は苦手で先輩のスペースに委託でしたが、ああいう感じでかるーいプルを描いていこうかと思っています。


同人はひたすらプルを描くか、オリジナルでなんとなく描けるエロに特化するという潔い生き方をしようかと思案しています。

まあね、十二英雄伝あれば心は安らかですから。

十二英雄伝はさりげなく昨日アップしました。

次で第二ステージ終わりです。

ついに第三ステージ。燃えてきます。

ゼッカーも見せ場があるので楽しみです。


ではでは、また。

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